きさらぎ駅を観た感想

レビュー
引用:映画「きさらぎ駅」公式サイトhttps://kisaragimovie.com

公開:2022年6月3日
ジャンル:ホラーファンタジー
視聴方法:Amazonプライムビデオ

オススメ度
★★★☆☆(3.5点)

【当ブログの評価基準】
★☆☆☆☆・・・ごめんなさい。断念しました。
★★☆☆☆・・・なんとか最後まで見終わりました。
★★★☆☆・・・普通に楽しめました。
★★★★☆・・・すごくイイ!本当に楽しめました。
★★★★★・・・めちゃくちゃオススメ。是非観て欲しい作品です。

【キャスト】
堤 春菜役:恒松祐里(つねまつ ゆり)
葉山 純子役:佐藤江梨子(さとう えりこ)

【スタッフ】
監督・脚本:永江二朗(ながえ じろう)
脚本:宮本武史(みやもと たけし)

宮崎 明日香役:本田望結(ほんだ みゆ)
松井 美紀役:莉子(りこ)
飯田 大輔役:寺坂頼我(てらさか らいが)
岸 翔太役:木原 瑠生(きはら るい)
花村 貴史役:芹沢興人(せりざわ たてと)

葉山 凛役:瀧 七海(たき ななみ)
大園 葵役:堰沢結衣(せきざわ ゆい)

【あらすじ】


大学で民俗学を堤春菜(恒松祐里)は、
卒業論文で十数年来、ネットで現代版”神隠し”と
話題になっている都市伝説「きさらぎ駅」を
題材に取り上げることにした。

リサーチの結果、
「きさらぎ駅」の原点となった
書き込みの投稿者『はすみ』ではないかと
される葉山純子(佐藤江梨子)という女性の存在を知る。

ようやく純子への連絡先を知り、
数ヶ月にわたりメールでやり取りした結果、
春菜は遂に純子と合う約束を取り付ける。

指定された場所は
「きさらぎ駅」の舞台となった路線にある一軒家。
春菜を出迎えた純子はどこか影のある雰囲気を持つ女性。

部屋に案内され、早速、ネットで噂される
『はすみ』本人との真偽を確かめるに春菜に対して、
純子はどこか謎めいた笑いを浮かべながらも
春菜からの問いかけに静かに頷く。

続けて、純子から「きさらぎ駅」へたどり着いた経緯、
その後の出来事を聞いた。

その内容は春奈には到底信じられるものではなかったが、
住みこの話の中で春菜はなぜ純子だけが
「きさらぎ駅」にたどり着くことができたヒントに気づく。

純子と別れた春菜は自然に
「きさらぎ駅」の舞台になった遠州鉄道の駅へ向かう。
この選択が春菜の運命を大きく狂わせることになってゆく。

引用:映画「きさらぎ駅」公式サイトhttps://kisaragimovie.com

【怖さはどの程度か?】
本作初主演の恒松さん
完成披露上演会でサトエリさんが


「ホラー作ではありますけど、ファンタジーホラーと謳っているので、お子さんも、観られる内容になっています。」

と、コメントされているように
目を覆うようなグロシーンもなく、
ジャパニーズホラーの独特の
暗闇の中になにかが浮かび上がるような描写もなく
ほどよい怖さで良かったです。

僕はホラーが苦手でずっと避けてきたタイプですが、
最近ちょっとづつホラーが観れるようになってきたという、
レベルのチキンです。

その程度のレベルの人間が楽しめる怖さです。
逆に言うとホラー好きの方には少し物足りないかもですね。

ちなみに、僕がホラーをちょっと面白いかも?
って思い始めたきっかけは『ザンビ』です。
ここでも乃木坂かいっ!って感じですが。

【この作品を見ようと思ったきっかけ】
2004年に『はすみ』と名乗る女性が匿名のインターネット掲示板に
実況形式の怪奇体験談として投稿され、
スレッド参加者との応答がリアルタイムで進行した。

しかし、突如『はすみ』からの投稿が止まり音信不通になった。
その書き込みについてネットでは様々な憶測を呼び、
現代版の『神隠し』と呼ばれるようになり、
都市伝説となった。
 
その舞台となったのが、実際には存在しない無人駅『きさらぎ駅』
である。

 ・実際に掲示板のスレッドで盛り上がっていた。
 ・都市伝説
 
もう、この2つだけで見たくなりません?
古い話ですが、掲示板のスレッドで盛り上がっていた作品で
ドラマ化&映画化された『電車男』も良かったですし。
ジャンルは違いますが……。

永江二朗監督が手掛けた作品で、
「きさらぎ駅」と同様、
ネットで話題になった都市伝説をモチーフに撮られた作品に
「真・鮫島事件」というのもあるようですので
観てみたいなと思っています。

【感想】
少しネタバレを含みますので、
映画を観ていない方はこの先は読まないほうが良いかもです。
 
どこまでがネタばれとされるかは、わかりませんが
ザックリだけ触れます。

堤春菜は、葉山純子に
「きさらぎ駅」で何が起こったのか?
そしてどうやって戻ってきたのか?と話を聞く中で
堤春菜は「きさらぎ駅」にたどり着く方法に気づきます。

「きさらぎ駅」に辿り着いた堤春菜は、
葉山純子の身に起こった不思議な出来事を追体験にし、
危険な目に合うのですが、葉山純子から何が起こったのか?
 
という内容を聞いていた堤春菜は、その情報を武器に
危険を回避していきます。

これを観た時に、なんとなくタイムリープっぽいなと
思ったのですが、なるほど。なんとなくこっちの方が
まだ可能性が有りそうだなと思えました。

タイムリープものを否定するわけではないし、
嫌いでもないですよ。
というか、どちらかというと好きな方ですけど。

ただ、何度も同じことを繰り返すほうが、
決まった手順を踏むことによって、
異世界に行けるってことに比べると
起こり得る現象のレベルとしては、難易度が高そうかなと。

『きさらぎ駅』に着くと、
電車に乗っていた乗客たちと一緒に恐怖体験に巻き込まていきます。

乗客の中に、暴力的でどう観ても関わり合いたくないと思う人物が
いて、行動が酷すぎてイライラするんですよ。

(あくまで、キャラですよ。役者さんではありませんから。念の為)

こういう、嫌なキャラってストレスになるんですけど、
きちんと退場させてくれるとスッキリします。
残っちゃったりすると、逆にモヤモヤしますね。

韓ドラ好きでよく見るんですが、
演技が上手いからか嫌なキャラは本当に観ていて
ムッカムカしますもんね。

それも、「退場してもらうか」、「やっつけてもらうか」
してくれるか、してくれないかによって、

こっちの気分の晴れ具合が全然変わってくるんで
『きさらぎ駅』では、この点きっちりと解消してくれて良かったです。

逆に、凄く純粋でいい子も存在しています。

追い詰められた時に、人間はどう動くのかっていう部分が
描かれていて、良かったですね。
最後の展開は、驚かせてもらいました。

 
  
  

 
 
  

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