こんばんは。
今日、はじめてGoogleアドセンスの申請が通って
テンションが上がっている。 095です。 (><)ヒャッホーウ!!
さて、今回紹介させていただく本は『親の介護とお金が不安です』です。
単行本版とKindle版の、2種類で販売されています。
初版:2021年6月
著者:上大岡 トメさん
ゆるかわ系のイラストレーターさん。
ご自身で神社巡りマニアと言われているだけあって、
神社巡りや、パワースポット、縁起物に関する書籍を多数出版されています。
監修:黒田 尚子さん
CFP1級FPのファイナンシャルプランナーさん。
新聞や雑誌に多数連載されています。
書籍では、今回紹介させいていただいている
『親の介護とお金が不安です』の他にも、
同様に介護にかかるお金の不安に関する書籍に
『親の介護は9割逃げよ』や、
病気になったらどれぐらいお金がかかるんだろう?
といった悩みに答えくれる。
『病気にかかるお金がわかる本』など、
将来のお金に関する不安に答えてくれる書籍を多数執筆されています。
【この本を、読もうと思ったきっかけ】
この本は、嫁さんが見つけた本です。
『Lineニュース』を見ていたら流れて来たとのことでした。
「絵もかわいくて、読みやすそうだから」と、すぐにポチってました。
嫁さんが読んだ後で、僕も読んだという流れですね。
と、言うのも僕の父親が3年ぐらい前に痴呆症と診断されたからなんです。
きっかけは、自転車で転んで入院したことでした。
まぁ、ここらへんについては、機会があったら、書こうかなと思います。
【ネタバレ感想】
まず、はじめに100%が漫画というわけではありません。
漫画と文章が半々ぐらい?
もしくは、漫画、文章、体験談で三等分ぐらいでしょうか??
内容は、本書でイラストを書かれている『トメさん』が
両親に対して「なんか老けた?」と感じ、「親の介護とお金」について
どうしたら良いのかといった不安を、ファイナンシャルプランナーの
『黒田 尚子先生』に相談し、漫画と文章で疑問を解決してくれます。
そして、たくさんの介護経験者の方々の体験談が書かれています。
両親に不安を感じたら、まず最初に、やっておいた方が良いことは、
親から情報収集をすることです。
銀行とかの金融機関って本人の判断できなくなるとお金が下ろせなくなるんですね。
まぁ、そりゃそうか。
勝手にお金を引き落としされても問題ありますもんね。
「代理人キャッシュカード」や、「代理人指名手続き」なんてのがあるんですね。
痴呆症になる前にって銀行のお金を、全部子供に渡しちゃったら、
生前贈与とかってなっちゃって税金がかかってしまいますもんね。
いやぁー、頭がいい人達によってしっかりと考えられてるんですね。
というわけで、銀行の整理や、保険の加入状況といった資産の把握。
あっ、これ別に贈与がどうと言う話じゃなくて、基本的に親の介護代は
親のお金から払ってもらう。と、いう考え方から来ています。
作中で、黒田先生がキッパリと言っています。
介護は、親のお金(年金・資産)の中でやることが大前提だから足ります!以上
引用元:親の介護とお金が不安です
潔い!これだけハッキリと言い切ってくれると、安心できますね。
気持ち良いとさえ感じてしまいます。
まぁ、親にお金があれば・・・ですけどね。
(ウチの場合は、どちらかというと負債の方がシンパイダヨ・・・)
えーっと、それはさておき、エンディングノート。
これも、書いてもらうと役に立ちそうですね。
僕は、親と離れて住んで長い間時間が経っていますので、
まったく親の交友関係を知りません。
誰に連絡をしたらいいかは、知っておいた方が良いでしょうね。
あとは、延命治療についての希望とか・・・。
ただね。
「これって、めっちゃ聞きにくない?」って話ですよ。
だってある程度、若けりゃいいんだけど、
もうリアルに、人生の最後とか痴呆症とかが迫って来てる年齢の人に
聞くのって、かなり勇気いると思いませんか?
他にも、領収書やレシートは、取っておくとかね。
何かの税金控除とか、還付金とかあるのかな?って思ってたら、兄弟でお世話する場合に、
『かかった費用の共有化』の為との事。
なるほど。誰が面倒を見たとか、お金を使っただとかって、後々モメる原因になりそうですもんね。
こんな風に書いていると、やっぱり不安になってきますよね。
親や兄弟とモメたくないですもんね。
わからない事ばかりで不安になってしまう。
そんな時はまず、相談しましょう。
地方自治体によって、名称が異なるかもしれませんが、『地域包括支援センター』まずは、
こちらに相談。
ケアマネさん、保健士さん、社会福祉士さんといった、専門家の方々が幅広い範囲で相談にのってくれます。
とにかく、自分一人で抱え込まないことが大事!!
この他にも、自治体によって違いがあるかもしれませんが、色々なサービスが利用できます。
「食事の宅配サービス」や「ゴミ出し支援」、「オムツ代の助成」といったサービスがある自治体もあるようです。
他にも、どのような介護施設があるのかが一覧で表にまとめられていますので
症状によってどのような施設を探したら良いのかが、一目でわかります。
経験のないことなので、不安なことばかりです。
前もって知っておくことで、心に余裕が生まれますね。
一番忘れてはいけないことは、介護をする事で、共倒れになってはダメ!!っということ。
その為にも、
- 「知る」
- 「相談する」
- 「一人で抱え込まない」
と、いうことが大事ということですね。
ひと通り必要な情報が網羅されていますので、
- サラッと通して読んでみる。
- 漫画の部分だけを読んでみる。
- 必要な状況になった時に、必要な情報だけ調べる
といった感じで、自分が読みやすいように読める。そんな1冊ですね。
広い範囲をカバーしながらも、漫画と文章のバランスが丁度よくて
読みやすいからではないでしょうか。
【まとめ】
『親の介護とお金が不安です』
の、感想を書かせていただきました。
僕は、人一倍遅読家だと思うのですが、それでも、半日ぐらいでサクッと読めたので
ちょっと早く読める人なら、本当あっという間かもしれません。
不安を煽られるというより、安心出来る本だと思います
1人で抱え込まないで!!っていうのがすごく伝わってくる本です。
こんな風に書きながらも、
ウチの場合は姉が親と2人暮らしで面倒を見てくれているので、
僕自身は、あまり助けになっていないのですが・・・。
皆さんの体験談を読むと、結構頻繁に連絡を取り合ったり、
帰省されたりしている方が多かったです。
体験談に書かれていた中には、「実家まで飛行機で帰る」とか、
「何時間もかけて家に帰る」と言う方々が結構いらっしゃいました。
僕も、実家とは別々の県で生活しているので、
なかなか実家には顔を出せないと思っていたのですが、
何時間もかけて帰るってほどの距離ではないので、
「もう少し帰るようにしないとな」
と、反省です。
とは言っても、今はコロナで緊急事態宣言中ですので、
もう少し落ち着いてからになりますが……。
せめて電話で、姉ちゃんのグチぐらいは聞いて、「感謝の気持ちを伝えよう!!」
と思いましたね。
それでは、今回はここまで。
でわでわ。
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